[グランブルーファンタジー]これがcygamesの本気。でもフレンド機能はあんまり効いてないかも

grabulu_01

▼概要

  • グランブルーファンタジー
  • パブリッシャー:cygames
  • 公式サイト
  • iOSのみ 2014年4月15日リリース

注力ポイント

ゲームクオリティ:シナリオ、キャラ、ボイス、世界観、

普通に家庭用のRPGと比べても遜色ないです

  • 超本格RPG…mobage小林氏曰く「2世代先のブラウザゲーム」と自信作
  • *注力ポイント:グラフィック全部丁寧に作られています

先日3月10日にリリースされ
4日間で「10万人突破!」をリリースしていたグラブル。
mobageランキングは現在20位で急上昇中の注目作品。

 GOOD POINT

plusバックグラウンドでBGM鳴りっぱなしなのにシナリオフルボイス

plusアニメ演出もバトル演出もナイツオブグローリー以上

plusPSVita,3DSで移植できるレベル(開発費は3億以上かかってるはず)

plusサイクルやシステム、施策は最新のものを積んでいます

plus盲目的(右にならえ)ではなく、ちゃんと『効果がある施策』をチョイスして『使いやすく・わかりやすく』積んであります

plus武器にキャラや属性や奥義が紐づいている点が新しい(※後述)

plusレアガチャチケットを配りまくらない
ーレアガチャという「にんじんぶら下げ方式」がなくても
ークオリティでユーザーがシナリオを突破する

ーレアリティを崩壊させない工夫をしている(※後述)

plusレベルではなくシナリオ(4章※1時間以上)を突破したらギルドに入れる

plusシナリオは超本格的な王道RPG。素人感はゼロなので続けて読みたいという気になります

 

BAD POINT

minusFPやOSの低い端末は切り捨て:Android4以上が対応(以下非対応)

minusWifi推奨(3G環境では挙動がかなり重い)

⇒欠点というか、チャレンジなので振り切っていていいな、と思います

minus4すくみ+2すくみの計6すくみ(ちょっと多すぎ?)

 

▼バトルシステムについてgrabulu_battle01

 

▼召還、武器、キャラについてgrabulu_battle02

 

NEW POINT

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よく考えられている点
▼「武器」に色々紐づいている点

①キャラ

ー指定(大当たり)のキャラに「キャラ」がおまけでついてくる
ーこのキャラはデッキに入れて一緒にクエストに行く事で成長させることができる
ーSR武器だからと言って必ずキャラがついてくる訳ではない

②属性

ー今まで:キャラに属性や得意武器があって武器にも属性がある
ーグラブル:武器に属性が紐づいている

③奥義

ー今まで:キャラや、ジョブに紐づいている
ーグラブル:武器に奥義が紐づいている

minusアバターとキャラを結びつける方式は複雑だった
この半年リリースされているプロダクトは売り上げを重視するあまり
「アバター」「ジョブ」を売る方向性を推しており、システムが尖り複雑化していた

ー指定武器のポイントを一定値集めると指定のアバター(=キャラ、ジョブ)が貰える方式
(クリスタルクスセイド、モンハンロア)方式
(※ちなみにこの方式はコンプ商法に抵触する可能性大)

一方、グラブルで採用している
plus「武器に全部紐づける」方式は新しくて分かりやすく、ユーザーに受け入れられそう
ー武器を集めることで、属性キャラや奥義(主人公以外にジョブはない)を集めることができるので、
ーユーザーからすると分かりやすい
ーRでもキャラがつく事で「大あたり」になる(これ重要)
ーレアリティの崩壊でRの価値が世の中的になくなっていたところに
ー上記不可価値をつけることでレアリティの氾濫を押しとどめている

 

NEW POINT


新しくよく考えられている点
▼「武器のあたり」についている「キャラ」にはそれぞれオリジナルのシナリオがついている

grablu_05 ▼セガのチェインクロニクル方式を真似ている
ーキャラにシナリオをつけることで得られているメリット
・課金満足度の向上
ーさらにシナリオが「ストーリー(クエスト)の進行度でオープン」
ー「キャラの育成度でオープン」される
ーキャラのシナリオをクリアするとガチャ用の結晶が貰える
・キャラの愛着度UP
・カードの合成/進化率UP
・プレイ継続率も向上

⇒キャラごとに紐づくボイスもシナリオもアバターもてんこもりなので、お金も工数もかかりますが、
・上記のプレイ継続率系のメリット
・単純にカード=キャラで、1体1体売りするよりも、キャラ数を抑えられる
キャラは武器のあたりにしかつかないので、冷静に考えればトントンかもしれません
(※初期リリースのキャラ数知らないので本当にトントンなのかは置いておいて)

冷静に考えてみると、
周りが装備で設けようとしている時に、こういった仕様にしたのは、

シンデレラガールズを運営しているcygamesだからこそ、

振り切れたハンドルだと思います

(アイマスシンデレラガールズは、キャラの愛着度がゲームサイクルを廻してガチャ販売にも貢献している成功例)

(他がジョブやアバターで売り上げを担保しようとしようとしているのにキャラに振り切る感じが、cygamesらしい)

cygamesの他タイトルの技術や成功例をもれなく全部盛り込んでいます(演出、ボイス、システム)

それに+して、他社(セガ)の良い所を取り込んでいて、細部までかなりよく考えられたシステムだと思います。

cygamesは自社の成功例や技術を集約して継承するのに非常に長けていると思いました

***
(3月20日追記)

minusクエストにフレンドを連れて行けるがそれほどフレンド重要感がない
ー連れて行くのは「キャラ」ではなく「召還獣」なのでそれほど貢献しない
ー数ターンに1回しか召還獣は発動できない(ので正直バトル中使わないことも割とある)
ーみんな大体同じ召還獣しか持ってない(*初期付与召還獣がSRで強い)
ーのでパズドラフレンド的な「このカードいいな!」的な憧れが起きない

⇒期待度の割にそんなにユーザー数(&コミュニティ数)が増えない理由はここかも
plusレイドが面白い
ーリアルタイムで他の人が同じレイドに参戦プレイしてくれる様子がわかる
ー自分が戦っているレイドのHPが、参戦してくれる友達のダメージ付与分、リアルタイムでぐんぐん減るので嬉しい
ー「みんなありがとう!」とか「うわ、活躍報酬とか討伐報酬をとられる!」とワクワクする(リアルタイムに他の人の存在を感じる)
※今までレイドを倒した後に他の人が倒してくれたり参戦してくれた結果が表示されていた(後から他の人の存在を感じる)・ギルド
ー※まだそんなに遊んでないので今度記載

このゲームの詳細

グランブルーファンタジー * プレイ動画:
* cygames製作@mobage
* 公式:http://granbluefantasy.jp/
* デザイン:皆葉英夫 designation:http://designation.jp/
* サウンド:植松伸夫
* 3月10日リリース(SP Webのみ)

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